9月25日,26日,北広島市において,標記大会が行われました。全国各地から連盟加盟機関の所員・研究員・教育関係者が集まり,教育上の課題について実践研究等の成果をもとに研究協議を行い,学校教育の改善・充実に向けて加盟機関における学校支援機能の向上を図ることを目的に開催されました。
1日目(開会行事・講演・基調提案)
1日目午前,北海道教育研究所連盟研究発表大会(石狩大会)の全体会が,北広島市芸術文化ホールで行われました。開会式に続いて,第15次共同研究について報告がありました。
午後からは,全国教育研究所連盟研究協議会(北海道大会)の開会行事が行われました。
開会式に引き続き,広島大学大学院教育学研究科 教授 栗原 慎二 氏により「誰もが行きたくなる学級・学校を造る」と題して,講演が行われました。
子どもたちの関係性・有能感・自律性を育む授業をしていくことの大切さ,友だち同士支え合う力を育てているときに集団ができあがっていくことなど,具体的な実践例を交えながらお話されました。教師一人一人の力量を高め,チームとしてまとまりのある取組が必要であるということを強く感じた講演でした。
1日目・2日目(分科会)
第1分科会 <会場~北広島市芸術文化ホール>
テーマ:「ライフステージに応じた研修の工夫・改善」
横浜市教育委員会から「横浜型 育ち続ける学校~校内人材育成の鍵~」,東京都教職員研修センターから「リーダー養成研修『東京教師道場』」の2つの提言発表がありました。
第2分科会 <会場~石狩教育研修センター>
テーマ:「実践的指導力の向上を図る研修の工夫・改善」
北海道立教育研究所から「中核となる教員を育成するための研修内容の工夫・改善」,大阪府教育センターからは「人材育成を図り,市町村・学校の自立をうながす『校内研究支援プロジェクト』」の2つの提言発表がありました。
各機関でどのような取組ができるのかということについて,地域の実態を踏まえながら,協議が行われました。全国各地の実態や取組を知ることができ,有意義な分科会となりました。