平成29年度 十勝教育研究所研究発表大会

 今回で21回目となりました十勝教育研究所研究発表大会は,約130名の方に参加していただき,盛会裏に終えることができました。皆さんの実践や研究の参考になるようにと考え,理論・実践発表や研究協議を進めてまいりました。

 本大会にご協力いただきました皆様に,心より感謝とお礼を申し上げます。

開会式

 十勝教育研修センター講堂にて,開会式が行われました。

 開会式後,「共同研究」「協力員研究」とそれぞれの会場に分かれ,「理論・実践発表」「ワークショップ型の研究協議」が行われました。


十勝管内教育研究所連絡協議会共同研究

 理論・実践発表

 今年度の共同研究では,「多面的・多角的に考える力」を育むために,対話的な学びにおける思考ツールの活用を取り入れた3つの授業実践が行われました。共同研究の理論について,十勝教育研究所の松本所員が発表を行いました。

 その後,3つのグループの授業(小学校第1学年国語科,小学校第6学年理科,中学校第3学年数学科)について,パワーポイントや映像を使いながら実践発表を行いました。


【理論発表 松本所員】

【会場の様子】



【Aグループの実践発表】

【Bグループの実践発表】

【Cグループの実践発表】


 研究協議

 3つの分科会に分かれ,それぞれの授業実践を基に研究協議が行われました。

 研究協議では,主体的・対話的・深い学びの視点から浮かんだ授業改善のアイディアを付箋に書き,マトリックス表を活用しながら交流しました。グループ交流を繰り返しながら更に授業改善のポイントを整理しまとめました。

十勝教育研究所協力員研究

 理論・実践発表

 今年度は,「自主的・実践的な態度を育むための特別活動の在り方」について研究を進めてきました。

 十勝教育研究所の佐藤副主任が理論発表を行った後,協力員の先生方から学級活動(2)についての実践発表を行っていただきました。


【理論発表 佐藤副主任】

【小学校(尾崎教諭)実践発表】

【中学校(千葉教諭)実践発表】


 研究協議

 小・中の異校種で構成されたグループで協議を行いました。

 授業実践を基に,自主的・実践的に取り組む子どもを育てるためのロードマップ作りをしました。グループを変えて交流することで新たな視点が加わり,より実践的なロードマップに仕上げることができました。