平成29年度 第72回北海道教育研究所連盟研究発表大会(日高大会) 兼 第59回全国教育研究所連盟北海道地区研究発表大会

 8月31日(木),9月1日(金)に浦河町総合文化会館を会場として,北海道教育の一層の充実・発展,並びに所員及び研究員,教職員の資質向上を図ることを目的に標記大会が開催されました。全道各地から連盟加盟機関の所員・研究員が集まり,教育上の課題について実践研究等の成果を基に研究協議が行われました。

1日目(開会式・全体発表・記念講演)

 1日目は全体会が,浦河町総合文化会館で行われました。開会式に続いて,第16次共同研究について報告がありました。

          【開会式の様子】                           【第16次共同研究 取組の説明】

   全体発表に続き,国立教育政策研究所初等中等教育研究部 副部長・ 総括研究官 藤原 文雄 氏により「北海道の現状を踏まえた教員研修の在り方」と題して,講演が行われました。

 新しい時代の教育に向けた北海道の教職員の資質・能力向上に関する教員研修の在り方について,調査研究報告書や具体的な実践例を交えながら説明していただきました。教育と行政の間に位置する研究所所員は,教育政策を翻訳して現場に分かりやすく伝え,教育実践へと結び付けていくための重要な役割を担う立場にあるということを強く感じた講演でした。

       【藤原 文雄 氏 による講演】                【講演を聞く参加者】

2日目 分科会

第1部会

 テーマA「言語活動の充実を意識した,思考力・判断力・表現力の育成を図る研究」

  網走地方教育研修センターから「思考・判断・表現を繰り返し,学びを深める子どもの育成~各教科・   各領域における言語活動を意識した授業づくり~」についての提言発表がありました。

 

 テーマB「主体的・対話的で深い学びを目指した,協同的な学習の充実を図る研究」

 十勝教育研究所から「進んで学習に取り組む力を育む研究~学びの価値を実感する協同的な学習の充実を通して~」についての提言発表がありました。

 

 

第2部会

 テーマC「新たな教育課題(ICTを活用した授業づくり等)の解決を図る研究」

 岩見沢市教育研究所から「ICT(遠隔学習)を活用した教育の充実を図る研究所の取組~双方向,ミーティングシステムによる交流学習の充実を目指して」についての提言発表がありました。 

 

 テーマD「社会に開かれた教育課程の実現のため,地域に応じた教材開発や授業改善を図る研究」

 根室教育研究所から「地域素材の効果的な教材化~あなたにもできる!北方領土を使った学習~」についての提言発表がありました。

 

 取組の参考になる点や改善点について,地域の実態を踏まえながら,ブレインライティングを用いたワークショップ型の協議が行われました。全道各地の実態や取組を知ることができ,有意義な部会となりました。

   【十勝教育研究所 二ノ宮主任所員の提言】             【ワークショップの様子】